【異文化理解講座Vol.2】 〜イスラムの基礎知識「全体図を知る」〜
【ZOOM】異文化理解講座
(参加者11名。日本人ムスリムも参加してくださっていました)
「イスラムのイメージって?」
このような質問は大学の異文化関連の講義で耳しますね。しかし先生はムスリムではないことが多いので、イスラムへの「印象」を述べることに躊躇はないでしょう。
しかし、当事者である方々に問われたら皆さんならどのように答えますか??
ゾルカナインさんは
テロ、IS、アルカイダ・・などの印象が強く、とにかく危険で危ないものという印象があるのではないでしょうか?と冒頭で話されました。
そしてもう一つの質問
「何のためにいきるのか」
皆さんなら何と答えますか?
私は「徳を積むため」と即座に答えました
日本で暮らすムスリムは約20万人(2018年6月末)ですが、2世界規模でみてみると、2030年には世界の29.9%がムスリム人口になるという予測があるのだとか・・・しかも世界で最も多くのムスリムが住む場所は日本から近い東南アジア
本当の異文化理解には、正しい知識が必要なのではないでしょうか?では、そのためにどのようにすればいいのか?もっとも大切なのは
「日本人とムスリムが交流する機会」です
わたしたち響は今までもどの外国人のかたでも参加しやすいようなイベントをつくってきました。しかし、ムスリムの参加は0でした。わたしは「誰もが参加しやすい環境をつくりたい」「交流の中から友達がみつかり、困ったときに相談できる相手をみつけてほしい」と願って交流の場をつくってきました。
しかし鹿児島の「食」に目を向けると、黒豚・焼酎などムスリムのかたが食べられないものが特産品です。このままでは「の外国人のかたでも参加しやすいようなイベント」の中でムスリムの方はとりこぼされてしまいます。どうにか改善したい・・・と悩んで、出した結果が、ハラル対応の日本料理教室の開催でした。
当時、鹿児島ではハラル対応の料理教室など運営されておりませんでしたので、どのようにしたらよいか本当に迷いました。そこで当事者のかかたからヒアリングし、どのようにしたら参加しやすくなりますか?どのような企画だったら参加したいですか?と、丁寧にヒアリングし、今の形がつくられていきました
せっかく日本に来たのだから、鹿児島に住んでいるのだから、日本の「食」を楽しんで欲しい、「食」をテーマにした交流をしたい!と思う私の願いが叶ったのです。
今では定期的にそば打ち体験や鶏飯(Keihan)など、日本食や郷土料理を一緒につくる料理教室を開催しています。材料などをそろえる場合、鹿児島に住んでいるムスリムのかたに「食材はこれで大丈夫か?」と確認しながら、安心して参加できる環境づくりを目指しています
このような取り組みと、日本初のダアワセンターとなる「ジャパンダアワセンター」は共通した目的を持っていると言えます。年間を通し、異文化理解を促進する講座を実施しています。
今回のお話でとても理解しやすいなぁ・・・と思った箇所は大学入試に例えてお話された点です。ソルカナインさんは「人生とは試練(テスト)である」と話され、大学受験と人生の試練について比較してくださいました。聞き逃した!というかたはぜひソルカナインさんにご連絡を・・・・録画を見せていただけると思います
今月はもう一つ・・・
鹿児島県のマレーシア国際交流員のヌルルフダさんに
「ハラルフードを学ぼう」と題した研修会を開いて頂きます。こちらは会員さんは参加費無料となっております。
https://www.facebook.com/events/402835567557434/
来月の異文化理解講座は、1月9日土曜日13:00〜
「ハラルビジネスの進め方」
となっております(参加費無料)
https://www.facebook.com/events/191818465945760
※英語ver に翻訳していただけるかたいませんか?
<用語説明>
イスラム=人間が生きるためのシステム(いきかた・基準)
ムスリム=イスラム(システム・基準)に従って生きること
ダアワセンター=礼拝所と交流の場をあわせもつ
※間違って理解していたらご指摘ください
報告者:牟田京子
「イスラムのイメージって?」
このような質問は大学の異文化関連の講義で耳しますね。しかし先生はムスリムではないことが多いので、イスラムへの「印象」を述べることに躊躇はないでしょう。
しかし、当事者である方々に問われたら皆さんならどのように答えますか??
ゾルカナインさんは
テロ、IS、アルカイダ・・などの印象が強く、とにかく危険で危ないものという印象があるのではないでしょうか?と冒頭で話されました。
そしてもう一つの質問
「何のためにいきるのか」
皆さんなら何と答えますか?
私は「徳を積むため」と即座に答えました
日本で暮らすムスリムは約20万人(2018年6月末)ですが、2世界規模でみてみると、2030年には世界の29.9%がムスリム人口になるという予測があるのだとか・・・しかも世界で最も多くのムスリムが住む場所は日本から近い東南アジア
本当の異文化理解には、正しい知識が必要なのではないでしょうか?では、そのためにどのようにすればいいのか?もっとも大切なのは
「日本人とムスリムが交流する機会」です
わたしたち響は今までもどの外国人のかたでも参加しやすいようなイベントをつくってきました。しかし、ムスリムの参加は0でした。わたしは「誰もが参加しやすい環境をつくりたい」「交流の中から友達がみつかり、困ったときに相談できる相手をみつけてほしい」と願って交流の場をつくってきました。
しかし鹿児島の「食」に目を向けると、黒豚・焼酎などムスリムのかたが食べられないものが特産品です。このままでは「の外国人のかたでも参加しやすいようなイベント」の中でムスリムの方はとりこぼされてしまいます。どうにか改善したい・・・と悩んで、出した結果が、ハラル対応の日本料理教室の開催でした。
当時、鹿児島ではハラル対応の料理教室など運営されておりませんでしたので、どのようにしたらよいか本当に迷いました。そこで当事者のかかたからヒアリングし、どのようにしたら参加しやすくなりますか?どのような企画だったら参加したいですか?と、丁寧にヒアリングし、今の形がつくられていきました
せっかく日本に来たのだから、鹿児島に住んでいるのだから、日本の「食」を楽しんで欲しい、「食」をテーマにした交流をしたい!と思う私の願いが叶ったのです。
今では定期的にそば打ち体験や鶏飯(Keihan)など、日本食や郷土料理を一緒につくる料理教室を開催しています。材料などをそろえる場合、鹿児島に住んでいるムスリムのかたに「食材はこれで大丈夫か?」と確認しながら、安心して参加できる環境づくりを目指しています
このような取り組みと、日本初のダアワセンターとなる「ジャパンダアワセンター」は共通した目的を持っていると言えます。年間を通し、異文化理解を促進する講座を実施しています。
今回のお話でとても理解しやすいなぁ・・・と思った箇所は大学入試に例えてお話された点です。ソルカナインさんは「人生とは試練(テスト)である」と話され、大学受験と人生の試練について比較してくださいました。聞き逃した!というかたはぜひソルカナインさんにご連絡を・・・・録画を見せていただけると思います
今月はもう一つ・・・
鹿児島県のマレーシア国際交流員のヌルルフダさんに
「ハラルフードを学ぼう」と題した研修会を開いて頂きます。こちらは会員さんは参加費無料となっております。
https://www.facebook.com/events/402835567557434/
来月の異文化理解講座は、1月9日土曜日13:00〜
「ハラルビジネスの進め方」
となっております(参加費無料)
https://www.facebook.com/events/191818465945760
※英語ver に翻訳していただけるかたいませんか?
<用語説明>
イスラム=人間が生きるためのシステム(いきかた・基準)
ムスリム=イスラム(システム・基準)に従って生きること
ダアワセンター=礼拝所と交流の場をあわせもつ
※間違って理解していたらご指摘ください
報告者:牟田京子