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鹿児島市男女共同参画センター調査研究支援事業【子育て中の外国人の現状と課題】

 令和元年度に「鹿児島市男女共同参画センター調査研究支援事業」において響が調査研究団体に選ばれたことはFBでもご報告いたしました。 その結果をご報告いたします。 調査テーマは「子育て中の外国人の現状と課題」です。概要版は掲載していますが、外国人保護者の皆様のリアルな声をお知りになりたいかたはぜひ【全体版】をダウンロードしてご覧頂ければと思っております。

調査研究支援事業【全体版PDF】

 本当に大変だったこの調査・・・なんで「100名の声をあつめます!」と言ってしまったのだろう・・・と悔いたこともありました。しかし、在住外国人のみなさん(韓国出身のはありん・台湾出身のRさん・フィリピン出身のRさん・バングラデシュ出身のRさん・中国出身のK君・ベトナム出身のチンさん)、外国人とつながりのある日本人のみなさん、各種団体のかたなど本当に多くのかたのお力をかりてやっと終了することができました。

We were able to finish with the help of so many foreign residents, Japanese people who are connected to foreigners, and various groups.

報告書をまとめる上では、語学に堪能な市民のかたが翻訳作業を、グラフなどや集計作業は某私立高校の図書館司書さんが手伝ってくださいました。
何よりも「わたしたちの生活が少しでも楽になるためにもアンケートに協力する」とおっしゃってくださった外国人のかたがたの想いを無駄にしないために、私に何ができるだろう?と、アンケート結果をみながら考え、アンケートをもとに早速「外国人児童・生徒への学習支援」をスタートさせました。

I thought of what I could do to avoid wasting the feelings of foreigners who participated in the survey. So I immediately started "learning support for foreign children and students." The ideal is to start public support, but until the system is ready, I would like to do what the local power can do.

公的な支援がスタートすることが一番の理想ですが、その体制が整うまでは地域の力でできることをしたいと思い「市民とつくる協働のまち事業」のサポートを得て実施しています。 【全体版】にも謝辞を記載しておりますが、本当にこの調査には多くのかたが携わってくださいました。一人一人のアンケートが大事な「声」となりました。5年後くらいに同じアンケートをとったらどのように変化しているだろう?住みやすい町に変化しているだろうか?それとも変わっていない・・・?など、これからの「鹿児島」を楽しみたいとおもっています。