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カザフスタンの授業に参加してみませんか

2月19日はカザフスタンのこどもたち(小学4年生、5年生)の授業に参加できます。面白いことになりそうな予感です。現在、4か国の方が参加表明(日本、マレーシア、ブラジル、アメリカ)職種も、大学生(日本語科、教育、水産学、農学、法文、建築学、法律関係、教育関係者・・・と多様性ばっちり!
<日本時間>
1限目:12:20〜13:00
2限目:13:05〜13:45
3限目:14:00〜14:40
[Let's participate in Kazakhstan classes]
On February 19th, you can participate in classes for children in Kazakhstan (4th and 5th grade). I have a feeling that it will be interesting. Currently, 4 countries have announced their participation (Japan, Malaysia, Brazil, USA), and the occupations are university students (Japanese language department, education, fisheries science, agriculture, legal science, architecture, legal affairs, educators ... Perfect for diversity!

1st period: 12: 20-13: 00
2nd period: 13: 05-13: 45
3rd period: 14: 00-14: 40
Kyoko MUTA
Entry is from the following URL
https://www.facebook.com/events/3727428110653548/
【海外の教育者とミーティング】
Meeting with overseas educators
3カ国の教育者10名が集い、合同(カザフスタン・日本・マレーシア間)で行うイベントの意見交換会を行いました。
★教育関係者
★英語教育関係者
★大学生
★国際交流に関心のあるかた
★国際バカロレア教育に関心のあるかた
は2月19日(金)にイベントをします。これは2月21日の国際母国語の日を記念するイベントでオンライン交流会にて実施します。ぜひ参加してみませんか?見学だけでもOKです。日本語だけしか話せない私も参加しますので語学力を心配する必要はありません。
<日本時間>
1限目:12:20〜13:00
2限目:13:05〜13:45
3限目:14:00〜14:40
どの時間に参加してもOKです。
おおまかな内容
・生徒たちがカザフスタンの文化を紹介する
・生徒たちとの意見交換(見学だけでもOK)
生徒たちはIBのカリキュラム(PYP)で学ぶこどもたちです。
参加された先生方の参加の動機がとても興味深かったです。
★自分の国の文化について、世界中の人に話すことは、大使役を担っていることになる。
★子どもに英語を話す機会を与えられる
★パンデミックな中でもできることがある。
★人とつながることは大事だ。
★国際交流をすることで自信につながる
★この企画を通していい友だちをつくる機会になる(子どもも先生も)
★この国際交流はいい機会になる。私はこどものころ経験したことがなかった。自分にも子供にもいい経験になる
どの先生も「子どもたちに還元したい」「人との出逢いから学んで欲しい」という想いを持っていることを知り、非常に嬉しかった。コロナ禍だからこそ、インターネットを介し世界とつながり、自己成長につなげられるのではないだろうか?と思いました。
参加者募集中です!
ぜひスケジュールを確認の上、ご参加ください。
Ten educators from three countries gathered to exchange opinions on the event.
★ Educators
★ English teachers
★ University students
★ Those who are interested in international exchange
★ Those who are interested in International Baccalaureate education
An event connecting Kazakhstan and the world will be held on February 19th (Friday) to commemorate International Mother Language Day (February 21st). You don't have to worry about your language skills.
Rough content
・ Students introduce Kazakhstan's culture
・ Exchange of opinions with students
※Students are children studying in the IB curriculum (PYP).
The motivation for those who attended today's meeting was very interesting.
★ Give your child the opportunity to speak English
★ There are things you can do even in a pandemic.
★ It is important to connect with people.
★ International exchange leads to confidence
★ This project will be an opportunity to make good friends (both children and teachers)
★ This international exchange will be a good opportunity. I had never experienced it as a child. It will be a good experience for me and your child
All the teachers were thinking about the children. And I was very happy to know that I have the feeling of "learning from meeting people." Can we connect with the world via the Internet and lead to self-growth?
We are looking for participants!
Kyoko MUTA
〜「第4回 多様性社会実現のためのまちづくり 〜外国人保護者の本音を聴いてみよう〜」

1月16日に(公財)鹿児島市国際交流財団と響の共催で「多様性社会実現のためのまちづくり 〜外国人保護者の本音を聴いてみよう〜」というテーマのもと、行政関係者の方々向けにワークショップを行いました。
今回は、バングラデシュ、アルゼンチン、中国、マレーシア出身の4名の外国人講師の方々と、日本人参加者15名の計19名での開催となりました。
初めにアイスブレイクとして、各グループで「やさしい日本語」を使った自己紹介をしました。「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない方々にも分かりやすい簡単な日本語のことで、日本語を母国語として話す人達も考えて工夫をしながら自己紹介をしていました。
自己紹介後は、県内の「在留外国人」について、人数と国籍をクイズ形式で知ってもらいました。県内に住む外国人の方々の出身地は、知っているようで知りませんでした。増加する在留外国人の方々の数についてもクイズを通して認知することができました。
次に、「あなたとわたし」というワークを通し、「偏見」について考えました。このワークは、国籍問わず意見に共通点と相違点があることを感じてもらうものでした。この作業と自身の経験を用いた司会者二人のお話は、偏見が多様性の尊重を疎外していることを認識してもらうために行ないました。
その後、外国人講師の方々に日常生活や行政関係の手続き等における大変さと、求めているサポートについて、リアルな体験談を話していただきました。勇気を出して話してくださった外国人講師の方々には心より感謝いたします。振り絞って発した声による体験談に胸がいっぱいになりました。つらい経験や大変な思いをしたことを聞き、知ることで、これからの多様性社会を実現するための手立てとなるのではと思います。
一部ではありますが、外国人講師の方々の話を抜粋して紹介します。
〇バングラデシュ出身の方
・大学院進学で来日。教授からは「日本語の勉強より研究をたくさんやったほうがいい」と言われ、日本語の勉強はせずひたすら研究をしてきた。だが、大学院を卒業し入社すると、手続きを全部一人でやる必要があり、かつそれらが全て日本語であったため大変な思いをした。
・妻の妊娠・出産で困難な体験をした。どの病院がいいかもわからず、HPを見ても翻訳が不十分であったため、病院選びから戸惑った。病院窓口への電話や、病院の医療関係者とのコミュニケーションがうまくいかず不安な思いをした。大量の日本語書類や保険制度、コロナで病院に立ち入っていいのか等に戸惑った。
〇バングラデシュ出身の方のサポートをしたボランティアの方
・病院から大量に受け取ってきた書類や様々な同意書を医療通訳者と協力し、翻訳作業を行った。また、通院の付き添いをおこなった。可能な限りのサポートをしてきたが、サポート体制への反省点もあった。
〇アルゼンチン出身の方
・年金の手続きが複雑で難しかった。日本の社会保障制度は自国の制度と全然違うため、戸惑うこともあった。保険料納付の額にも驚かされた。
・日本の大学にいる時は大学や学生がサポートしてくれが、卒業したらサポートを受けられないため、すごく不安になった。今は友人や響のメンバーに助けてもらっているが、こういったサポートしてくれる団体があれば安心するし、外国人の定住にも繋がるのではと思う。
〇中国出身の方
・コミュニティの場で身に覚えのない体験をした。私はちゃんと伝えてほしかったし、それが優しさだと思っている。日本人はもっと優しくなってほしい、そうしたらもっともっと素晴らしくなる。
・日本人は中国人に対し、「きたない」、「中国人女性は日本人男性を騙す」というイメージをもっているため、「中国人ということがばれたくない」という子ども達がいた。すごくびっくりした。
〇マレーシア出身の方
友人30人にアンケート調査をした。
・一番困ったことは「多言語の書類がない」というもので、半数の人が回答していた。「外国語を話せるスタッフがいない」、「(申請等に)時間がかかる」といった声もあった。
・日本のゴミの分別の仕方や、たくさんある保険関係の書類の書き方等にたいし、多言語の書類や動画があればいいと思う。インターネットで書類申請ができたらいいなという声もあった。
外国人講師による困難体験談の後は、個別質問・交流の時間に移りました。この時間は、困難体験について詳しく聞きたいことや疑問に思っていたこと等について意見交換をするものでした。各グループ盛り上がっていたようで、時間が足りなかったようです。
最後のアクティビティとして、「みんなに優しいかごしま計画」というワークをしました。ワークショップや体験談、個別質問を通して優しい鹿児島にするためのアイディアをマインドマップ上に書き出しました。各グループが試行錯誤して制作したマインドマップを共有した後、振り返りを行ってワークショップが終了しました。
会場にいらっしゃった方々にとって、今回のイベントが有意義な時間になりましたら幸いです。お忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。
今回も含めた、全4回のワークショップを実施できたのは、参加してくださった皆様をはじめ、協力してくださった外国人講師の方々、共催してくださった(公財)鹿児島市国際交流財団のスタッフの方々、響のボランティアメンバーのおかげです。心より感謝申し上げます。
最後に、このイベントを発案・実施した、井手昭博と森康平の二人からの感想をもちまして今回の投稿をしめさせていただきます。
――――――――――――――――――――
井手昭博
10月からこれまでの4か月間、全部で計4回のワークショップを開催することができました。
「多様性を尊重したまちづくり」というテーマでしたが、各回とも年齢、性別、国籍、職業、経験などが多様な多くの人々が参加してくださいました。参加してくださる方々がいらっしゃらなければ、ワークショップを開催することもできません。興味を持っていただき参加してくださった方々に心から感謝しています。
そして、全4回で11名の外国人講師の方々に協力していただきました。母国に住む私たちにはわからない様々な困難経験を共有してくださったことで、どんなサポートが必要かを知ることができただけでなく、自らの考え方を改めるきっかけにもなり、大変貴重な機会になりました。また、第1〜3回のアクティビティで使用した資料も、現在鹿児島にいる、または以前鹿児島に住んでいた在留外国人の方々に協力していただいたものです。
また、ワークショップの企画や準備、宣伝、広報などを共に行ない協力してくださった鹿児島市国際交流財団の方々、響のボランティアメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。
このように、本当に多様な多くの方々が協力してくださり開催することができたワークショップでした。今回のワークショップが現在鹿児島に住む、そしてこれから鹿児島に住む在留外国人の方々も含めた、すべての人たちにとって住みやすい鹿児島になる1つのきっかけとなったら幸いですし、今後もそのために自分ができることを探して取り組んでいきたいと思います。
4か月間、ワークショップに関わってくださったすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
森康平
”このトピックを取りあげてくれることが本当に有り難い。” その声を聞けただけでも、今回のイベントに関われてよかったと思いました。しかし同時に、この鹿児島にもまだまだ見えないところで苦しんでいる人たちがいるという事実が見過ごされていたんだな、とも感じました。寧ろ、僕にとって後者の方が強く心に残っています。そしてその事実に私たちが目を向けるきっかけとして、このイベントのような交流・対話の機会がもっと作れればと感じました。今回講師の方々が苦しかった体験を話してくださったことは、決して当たり前ではなく勇気のいる事だと思うので、とても感謝しています。そして関わってくださったすべての方にも感謝しています。ありがとうございました。
報告者 田中茉紀
【ランドセルボランティア】[School bag volunteer]

〜School bag volunteer〜
今日のボランティアは発送準備でした。17都道府県+ベトナムへ計83このランドセルを発送する準備を行いました。これらのランドセルは明日、明後日に発送されます。ボランティアは日本・フィリピン2か国のボランティアスタッフ6名が参加しました。発送に使うダンボールは山川食品の栗田様からご提供いただきました。本当にありがとうございます。次回のボランティアは2月になります。一緒にこどもたちの笑顔をつくるボランティアをしてみませんか?
ランドセルが欲しい方は響のFBにご連絡ください。日本の住所に発送しています。

Today's volunteers were preparing to ship. We have prepared to ship this school bag to 17 prefectures + Vietnam for a total of 83. These school bags will be shipped tomorrow and the day after tomorrow. Six volunteer staff from two countries, Japan and the Philippines, participated in the volunteer activities. The cardboard used for shipping was provided by Mr. Kurita. thank you very much.
The next volunteer will be in February. Why don't you volunteer to make children smile together?
If you want a school bag, please contact Hibiki's FB. We ship to an address in Japan.
Kyoko MUTA
【インドネシアの新聞で紹介されました】 Introduced in an Indonesian newspaper

響が主催している「クールジャパン写真コンテスト」についてインドネシアの新聞に掲載されました。
これは、コンテストに参加しているインベネさんが取材されたものです。彼女は「最も重要なことは、写真が日本にいる間に関係者によって作られたということです。私自身、日本に住んでいて日本が大好きだったので、この大会に参加しました」と答えてくださっています。
The "Cool Japan Photo Contest" sponsored by Hibiki was published in an Indonesian newspaper.
Ms.Inbene, who participates in the contest, was interviewed by the newspaper.
She said"The most important thing is that the photos were made by the people involved while I was in Japan. I myself lived in Japan and loved Japan so I participated in this tournament,"
Kyoko MUTA
彼女のコンテスト画面/Her contest screen
https://tohyokan.com/votes/hibiki/show/2153
新聞記事/newspaper article
https://www.tempusdei.id/.../suster-bene-koresponden...
【国際母国デーの打ち合わせ】

2月19日に実施するカザフスタンの小学校とのコラボ企画に関するZOOM打ち合わせが終了しました。日本・カザフスタン・マレーシアの方々(7名)が参加して子どもたちにとってどのようなプログラムが最適か?などを話しあいました。
※その日、「国際理解の日」と表記していましたが実際は「国際母国デー」間違いでした。大変失礼いたしました。
2月19日のイベント詳細が決まりましたらお知らせいたします
牟田京子
【海外の教育現場で活躍する日本人】
国際バカロレア(IB)の現場で働く丸田めぐみ先生と一緒にTea Time Talkを行いました。参加者は11名。
行政関係者2名
教育関係者5名
学生4名で密度の濃い時間を過ごしました。
スクールバスならぬ、スクールボートにて子どもたちが学校へ通う姿には驚きました。また、カザフスタンの今日の気温は-14℃でそれでも暖かいほうなのだとか・・・
「子どもたちが何を学びたいのかを大切にする教育方法」がIBであり、子ども達からどのような意見(授業提案)がでるか当日までわからないという話を聞き、先生の対応能力が非常に求められる教育法であるな・・・と感じました。
私はIBってどのようにして成績評価をしているのでしょうか?と質問しました。すると、生徒に「どうしたらいい成績をもらえるとおもう?」と、問いかけ、自分たちでルーブリックを決めさせると聞き驚きました。
何年生から自分たちでルーブリックをつくるのでしょうか?と追加質問をしました。するとな、な、なんと3歳からだと!驚きました。
これから先、めぐみ先生の学校と響はコラボレーションしていきますが、コラボレーション企画以外に、めぐみ先生との「Tea Time Talk」2回目を開催したいと思っています。
2回目が決まりましたらまたお知らせしたいと思います。鹿児島から教育を変えられるかも??と思わせていただけためぐみ先生との時間でした。
マレーシアの先生もご参加されていたので、今後響とカザフスタン&マレーシアとコラボレーションしていければいいな〜と思います☆彡
報告者:牟田京子
理事会開催
本年度の理事会を開催しました。
★会員登録状況
★助成金獲得状況
★使途(会計報告)
★本年度の活動報告
★今までの10年間の振り返りとこれからの10年に向けての展望
などなど、濃い2時間30分を過ごしました
「活動がひろくて何をしている団体かわからない」という声を頂くことがあったため、理事の長井さんがまとめてくださることになりました。
また荒田大学や経営者との交流会(外国人の就職支援)についてもコロナに気を付けながら小規模でもいいので再開していく方向性について合意しました。
ご参加いただいた理事の皆様ありがとうございました
報告者:牟田京子
〜「第3回 多様性を尊重したまちづくり」〜

12月26日(土)に、(公財)鹿児島市国際交流財団と響の共催で「多様性を尊重したまちづくり〜外国人保護者の本音を聴いてみよう」というテーマのもと、教育関係者の方々向けにワークショップを行いました。
今回は、ポーランド、バングラデシュ、韓国、インドネシア、スペイン、マレーシア出身の6名の外国人講師の方々、そして日本人参加者22名の計28名での開催となりました。
まず初めに各グループで「やさしい日本語」を使った自己紹介をしました。「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない方々にも分かりやすい簡単な日本語のことです。普段意識せず日本語を話している参加者にとっては、良い機会になったのではないかと思います。
その後は、鹿児島に住む外国人の現状やイスラム教に対する偏見や差別について、司会者2人がそれぞれの経験をもとに話しました。「あなたとわたし」というグループワークを通して、「同じ日本人でも価値観や好みが違う。出身国が違っても、共通点がある」ということを学びました。「相手と違うことは当たり前として認める」ことが異文化理解や多様性を尊重した社会への第一歩だと感じました。
1つ目のアクティビティでは、外国人講師の方が学校の先生となり、参加者の方々は子どもに関する悩みを相談する親を体験していただきました。外国人講師の方々の出身国に滞在しているという設定なので、もちろん日本語は通じません。参加者の方々は、翻訳アプリ・イラスト・英語を用いて悩みを相談しました。多くの方が英語での相談に挑戦していましたが、その先生が必ずしも英語が堪能とは限らないため苦戦されている方もいらっしゃいました。このアクティビティを通して、悩みが何なのかは伝えられたが、細かい部分までは伝えられないことや、伝えたいことを事前に準備するなど時間がかかってしまうことなどを経験しました。
2つ目のアクティビティでは、外国語で書かれた修学旅行説明会文書の解読を行いました。はじめにタガログ語、アラビア語、シンハラ語で書かれた文書が配布され、各グループで協力しながらどんなことが書いてあるか話し合いました。使用されている文字も異なるため、正直数字しか解読できませんでした。次に中国語で書かれた同じ内容の文書が配られ、日本人の方々は「だいたい分かった」と少し安心したような表情を浮かべていました。在留外国人の方々にとって困難なことの1つに、行政や学校からの文書の理解があることを身をもって体験しました。
その後、日本人にとっても、在留外国人の方々にとっても分かりやすい文書の作成に挑戦しました。
・本当に必要な情報だけを選ぶ
・ふりがなをふる
・やさしい日本語や英語を使う
・イラストを描く など
様々な工夫が見られ、みんなにとって分かりやすい文書ができました。
また、6名の外国人講師の方々が鹿児島で子育てをするにあたって、困難なことやどのようなサポートを求めているのかお話してくださりました。
以下はお話を抜粋させていただいたものです。
・ポーランド出身の方
初めて「ハーフ」という言葉を聞いたときは理解できなかった。
この言葉は、外国人にとって不愉快で人種差別的であり、私の子どもは「不完全」なように思えてしまう。
偏った価値観の社会の中でどのように子育てすればいいのか、子どもたちにどう説明していいのか分からない。
人間はみんな同じで、大事なのは心だと思う。
・バングラデシュ出身の方
学校から帰ってきた娘さんに「どうして私は肌の色がみんなと違うの?どうして髪がクルクルなの?」「パパ、髪の毛をストレートにしたい」と言われたことがある。
今までそんなこと聞かれたことなかったので、学校で何か言われたのではないかと思う。自己肯定感が低いまま育ってほしくない。
・韓国出身の方
韓国の考え方で長女は高校生に、次女は小学4年生になる年に日本へ来た。
次女は3月生まれのため、日本では5年生になると言われ、1学年分飛ばして学校に通うことになった。
韓国では夫婦別姓であり、ずっと自分の名字を使ってきた。
PTAに行った際に子どもの名字(旦那さんの名字)で呼ばれたので、自分の名字で呼んでほしいとお願いしたが、「子どもの名字でその親御さんのことも呼ぶのが原則なので」と断られた。
もう少し文化のことを理解してほしい。
大変なこともあるが、放課後に日本語支援をしてくださるなど、温かく迎え入れてくださったことには感謝しており、とても嬉しく思う。
・インドネシア出身の方
保育園に通うお子さんがいらっしゃり、保育園に通う上で苦労することもある。
(1)言葉の壁。自分も先生も、子どもの様子や要望を伝えるのが難しい。先生が絵を描いて説明してくださったり、平仮名で書いてくれたりして理解できるようになってきた。
(2)給食。宗教上の理由で食べられない食材があるため、別のものに変えてもらったり、取り除いてもらったりしてもらっている。先生方の協力で、毎日お弁当を作る必要がなくなった。
先生方の対応に感謝している。
・スペイン出身の方
幼稚園に入園するときが大変だった。提出する書類がたくさんあること、子どもに対しても面接があることに驚いた。
奥さんが日本人なので、任せることはできるが申し訳なく感じる。
「ハーフ」という言葉には、ポーランド出身の方と同様に考える。
知らない人にいきなり声を掛けられ、子どもの名前を聞かれたり、どこに行ってもジロジロみられる。
子どもには「自分は違う」と思ってほしくない。
・マレーシア出身の方
鹿児島にはマレーシア出身の方が少ないため、同じ出身者での交流があまりなく心細く感じることがある。
友人は子どもが3人おり、ご主人は出張が多かったため、彼女が基本的に家事や子育てをしていた。
子どもたちがいじめられたことがある、ママ友の付き合いが難しかったことなど辛いことが続き、現在はお子さんと帰国された。
近くに在留外国人の方がいたら、声かけやサポートを是非してほしい。
異文化理解の講座するために学校を訪れることがあり、国際交流の機会がある学校の児童とそうでない児童との関わり方の差を感じる。
交流の機会がない児童には「怖い」「なんで布をかぶってるの?」など言われることがある。
視野を広げるためにも、在留外国人との交流の機会を増やすべきだと思う。
困難体験を話すことはとても勇気がいる行動です。皆さん事前に準備してきてくださり、中には手を震わせながらお話してくださった方もいらっしゃいました。
とても貴重な体験を伺うことができました。
今回のワークショップが参加してくださった方々にとって、有意義な時間となりましたら大変光栄です。
年末のお忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。
また、私たち響と共にこのイベントを主催してくださった(公財)鹿児島市国際交流財団の皆様、響のスタッフメンバー、そして今回のワークで使用した文書の作成をしてくださった鹿児島で出会った外国人の友人たちに心から感謝しております。
来月16日(土)は「行政サービスについて外国人が望むもの」というテーマでワークショップを開催します。
興味のある方、行政関係者の方々でお時間がありましたら、ぜひご参加・シェアをよろしくお願いします!
1月16日(土)  「行政サービスについて外国人が望むもの」
https://www.kokuchpro.com/.../4978f3eb98db6cad11200074ca.../
上記のリンクから、詳細のご確認とお申込みができます。
報告者 井上

20名の方が参加したチャリティカフェ説明会でした。カフェ開催目的は
1.ひびきの活動費捻出のためチャリティ活動を行う
2.外国人と日本人の交流の場(居場所機能)
3.外国人の生活サポートの場
です。
どうして「2」「3」が必要か?というお話をしますと、12/6〜12/14に留学生100名に対し「コロナ禍における学生生活」についてアンケートを実施した中に答えがあります。アンケートでは「困難や不安」という質問項目を設定しました。
1位 就職活動ができない
2位 生活するためのお金が足りない
3位 日本人の友だちができず日本の生活が不安
という声が上位にあがりました。
このチャリティカフェを通し、日本人と一緒にボランティア活動することで、日本人と外国人の交流を生み出す企画者側として貢献できること、日本人と一緒にボランティア活動できることなどがあります
また、この場をつかってハローワークや就職サポートサイトへの登録作業を一緒に行うなど、就職に向けての情報収集を支援します。将来的に会社とのマッチングイベントなどできればいいなぁ・・・と思っていますがそれはまだ先の話になるとおもっています
1月3日午後〜は事前練習を行いたいと思っています。場所を貸していただけるよう申請中です。正式に借りることが決まったらご連絡致します。
多くの方にご参加いただき本当にありがとうございました。大学生のかたに声をかけてくださったさきさんに感謝します
報告者:牟田京子