【マレー語入門講座 Vol.28】[2021/10/30]
みなさん、スラマプタン!
今日のトピックは、【yangの用法と複合語】!
これまで、僕たちを悩ませていた【yang】・・・
その【yang】の使い方が今、明らかになる・・・🌞
ある記事によると、マレー語で一番多く使われる単語は「yang」だそうです。(その次は、danらしい)
マレー語を学ぶ上で、Yangからは逃げられない・・・
yangの用法は以下の通り
(1)kata untuk mengasingkan sesuatu supaya jelas kelainannya:その違いが明確になるように何かを分離するための言葉
カンタンにいうと、「あの○○」、「その○○」といった、「指示形容詞」の役割です。
小さい卵=small egg = telur kecil
(その小さい卵の中でも)
あの小さい卵=That small egg=Yang telur kecil
※telur:卵、kecil:小さい
(2) kata untuk menentukan sesuatu sebagai benda: 何かをオブジェクトとして定義する言葉
「Yang〜」で〜するもの・こと・人というように、「名詞のカタマリ」を作ってくれます。
Yang tinggi itu abang saya.
その背の高い人 は わたしの兄です。
(tinggi:高い,itu:その・それ,abang:兄,saya:私)
Yang tinggi itu = その背の高い人(という名詞のカタマリ)
(3)kata yang menghubungkan benda dengan penerangnya:オブジェクトとその説明を結び付ける単語
これは、英語の「関係代名詞That」と似ています。
yangにつづくカタマリが、前の名詞を修飾します。
Rumah yang baru dibelinya itu /rumah batu.
彼が買ったばかりの家は石造りの家です。
(Rumah:家、baru:新しい、dibelinya:(彼が)買った,batu:石)
yang baru dibelinya itu = (その)彼が買ったばかりの(新しい)→→→Rumah(家)
とこのように分けられます。
マレー語には、「,」コンマを使わないようです。
なので、英語と違いどこか句や節の切れ目???となってしまいますが、だいたい、「Yang〜〜〜itu」となっているので、itu=,と捉えるとよさそうかもですね😎
また、(1)強調したい場合、(2)そのままつなげると別の意味になってしまう連語を避けるため、にyangを使うそうです。
たとえば、
(1)なら
Siapa yang pecahkan gelas?
(誰【が】グラスを壊したの?)
Hana yang pecahkan gelas.
(ハナ【が】グラスを壊した)
→Hana pecahkan gelas.だと、「ハナ「は」グラスを壊した」になるので、「誰が?」にうまく対応していません。
日本語では「が」は強調の意味を持っているわけですね。
(2)なら
Yang pecahkan gelas Adam ialah Hana.
(アダムのグラスを壊した人はハナです。)
は、ialahがないと、意味がわかりにくいですね。
つまり、もしマレー語にYangという言葉がなければ、文章を理解することがかなり困難になるんです!
と、今回のマレー語クラスで、なんだか、すごくマレー語を理解できた「気が」しました。
がんばるぞ!
報告者:安部
みなさん、スラマプタン!
今日のトピックは、【yangの用法と複合語】!
これまで、僕たちを悩ませていた【yang】・・・
その【yang】の使い方が今、明らかになる・・・🌞
ある記事によると、マレー語で一番多く使われる単語は「yang」だそうです。(その次は、danらしい)
マレー語を学ぶ上で、Yangからは逃げられない・・・
yangの用法は以下の通り
(1)kata untuk mengasingkan sesuatu supaya jelas kelainannya:その違いが明確になるように何かを分離するための言葉
カンタンにいうと、「あの○○」、「その○○」といった、「指示形容詞」の役割です。
小さい卵=small egg = telur kecil
(その小さい卵の中でも)
あの小さい卵=That small egg=Yang telur kecil
※telur:卵、kecil:小さい
(2) kata untuk menentukan sesuatu sebagai benda: 何かをオブジェクトとして定義する言葉
「Yang〜」で〜するもの・こと・人というように、「名詞のカタマリ」を作ってくれます。
Yang tinggi itu abang saya.
その背の高い人 は わたしの兄です。
(tinggi:高い,itu:その・それ,abang:兄,saya:私)
Yang tinggi itu = その背の高い人(という名詞のカタマリ)
(3)kata yang menghubungkan benda dengan penerangnya:オブジェクトとその説明を結び付ける単語
これは、英語の「関係代名詞That」と似ています。
yangにつづくカタマリが、前の名詞を修飾します。
Rumah yang baru dibelinya itu /rumah batu.
彼が買ったばかりの家は石造りの家です。
(Rumah:家、baru:新しい、dibelinya:(彼が)買った,batu:石)
yang baru dibelinya itu = (その)彼が買ったばかりの(新しい)→→→Rumah(家)
とこのように分けられます。
マレー語には、「,」コンマを使わないようです。
なので、英語と違いどこか句や節の切れ目???となってしまいますが、だいたい、「Yang〜〜〜itu」となっているので、itu=,と捉えるとよさそうかもですね😎
また、(1)強調したい場合、(2)そのままつなげると別の意味になってしまう連語を避けるため、にyangを使うそうです。
たとえば、
(1)なら
Siapa yang pecahkan gelas?
(誰【が】グラスを壊したの?)
Hana yang pecahkan gelas.
(ハナ【が】グラスを壊した)
→Hana pecahkan gelas.だと、「ハナ「は」グラスを壊した」になるので、「誰が?」にうまく対応していません。
日本語では「が」は強調の意味を持っているわけですね。
(2)なら
Yang pecahkan gelas Adam ialah Hana.
(アダムのグラスを壊した人はハナです。)
は、ialahがないと、意味がわかりにくいですね。
つまり、もしマレー語にYangという言葉がなければ、文章を理解することがかなり困難になるんです!
と、今回のマレー語クラスで、なんだか、すごくマレー語を理解できた「気が」しました。
がんばるぞ!
報告者:安部